2009年9月21日月曜日
【9月21日】 「巣C」と「巣D」
● ピーウイーの「巣C」
ブッチャーバードの稿で、ブッチャーバードの巣として紹介した巣があります。
その後、どうも作りがピーウイーのものに似ており、これとは別にブッチャーバードの巣を発見し、比較すると明らかに別種のものであることが分かりました。
そこでその旨の修正を書き込みました。
このピーウイーの巣と修正されたものが、いまがどうなっているかご無沙汰して見に行っていないので、改めて出かけていきました。
上の写真が、その巣です。
これを発見したときは、鳥がちゃんと巣にいました。
下の写真がそれで、左に白黒のシッポが巣からはみ出しているのが見えます。
このシッポでブッチャーバードの巣だろうと間違って判断してしまいました。
● ブッチャーバードの巣と間違えたピーウイーの「巣C」
今日見たのが稿頭の写真で、鳥はおらず、少し離れたところに陣取ってジーと待っていたのですが、その気配はまったくありませんでした。
「そのうち、いい写真が撮れたら載せたいと思っています」と書いたが、そうなるうちにヒヨコは巣立ってしまい、この巣は使用済みとなり放棄されたようなのです。
が、である。
どういうわけか前回と同様、それだけでは終わらないのが、ピーウイーの巣の話なのである。
その近くの木に別のピーウイーの巣があって、ここにはピーウイーが出入りして、どうもタマゴを温めているらしいのである。
それが下の写真。
● ピーウイーの「巣D」
拡大してみましょう。
ちゃんとピーウイーがいます。
使用済みの巣を「巣C」、現在使用中の巣を「巣D」と名づけおきます。
この2つの巣の関係を見てみましょう。
クリックして見てください。
上の写真で左の立ち木の中ほど少し上の左に見えるのが、現在使われている「巣D」です。
右下隅近くの枝の上に見えるのが、使用済みの「巣C」になります。
拡大してみます。
下が「巣D」です。
上が使用済みの「巣C」になります。
使用中の「巣D」の写真をいくつか載せておきます。
どうもクリーク沿いはピーウイーの巣をつくりやすいところなのかもしれない。
【◇ Mokuji ◇】
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